本日も晴天なり!サイクリング日和であります。
本日に限れば世界中で TREK2000 つまりはアルミカーボンバックに Fulcrum Racing Light XLRを組み合わせて走ったライダーは私だけなのではないか...と思うほどアンバランスな組み合わせw
社宅でベンツ...的なアンバランスさである...
ホイールだけで楽勝で完成車価格を超えている訳で...
ただ、乗りなれたフレームでなければホイールのインプレッションは難しいし、新しいフレーム評価もホイールの性能を差し引いて感じ取りたいので...2ヶ月程度はこの組み合わせで...いきます。
起伏の程よい79kmのライディングにて、Fulcrum Racing Light XLRのファーストインプレッションであります。距離は短いが...ホイールのインプレッションにおいては最適なコースだと捉えています。
Fulcrum Racing Light XLRの走り出しは流石に軽い!ただし...フルクラムレーシングZEROとの比較において際立った軽さではない。フルクラムレーシングZEROがいいだけに劇的なものは期待できないし...そもそもしていない。
ただし快適性は圧倒的である。フルカーボンであることとロープロファイルであることの両面が寄与しているのであろう。いつものコースなので明確に実感できる。
振動そのものは存在している。つまりロードインフォメーションである。ただしサドルを通じてケツへの突き上げがなく...上半身への振動もマイルドな感じで腕・肘がガタガタする感じがない...
Campagnolo Hyperonでもその点においては印象に残っていなるが、より強く感じたのはチューブラータイヤの効果であるかもしれない。いずれにしても明らかに快適である。
また優れた振動吸収性が荒れた路面においてもペダリングを邪魔するようなことがないので、路面環境の影響を最小限にスピード維持が容易である。
30~35kmでの巡航も...こんなに楽なのかw
と思わず自分の脚力がパワーUPしたような感覚になる。フルクラムレーシングZEROにおいても得意な速度域であると思うが...走りがマイルドな分だけ...楽に感じられたのかもしれない。
40km以上の速度域も不得意であるとは思えない...ニュートロンのようにペダリングを止める急に減速するようなことはない。一瞬のスピードはフルクラムレーシングZEROの方が優れているように感じるが...維持するとなると私の脚力においてはFulcrum Racing Light XLRが圧倒的に勝る。
ブレーキング性能においては...流石にカーボンリムってことろである。アルミリムと同じとはいかないので...その点において十分なケアをしなければ...死ねる!
Swiss stop を使う理由はその性能もそうであるが...カラーがイエローだからであるw
カンパは黒なので...アルミリム用と一瞬で見分けがつかない...
Fulcrum Racing Light XLRであるが快適性が群を抜いて高い...山岳よりのオールランドホイールである。
平地高速巡航よりのオールラウンドホイールFulcrum Racing speed XLRよりも...容易にホイール特性とそのよさを実感できると思う。
ディープリムのカッコよさは捨てがたいが!40km以上速度で巡航維持できないライダーにとってはFulcrum Racing Light XLRの方が明らかに良さ体感できるはずである。
それは操作性のよさやカーブからの立ち上がり加速など...随所に感じることができる。
細かい事は抜きにして...自転車ライフをさらに楽しくさせてくれるホイールだと思った。
この感じだと150km超えても振動からくるダメージは劇的に軽減しているので...後半においても比較的高い平均時速を可能にするのではないかと思う。
これなら後半に峠を設定してもいけそうだw
ヒルクライムそのものは距離が短いし...フルクラムレーシングZEROで十分ではないかと思う。
Campagnolo Hyperonで登った時は速かったけど...
この点は年が明けて暖かくなったころにヤビツ峠にでもいって...評価したい。
「より早く快適に...」を求めたホイールとしてはFulcrum Racing Light XLRは最高だと思っているし、だから購入したわけであるが...
「ただ速く...」あるいは「ただ快適に...」何れか一つを求めるのであれば...もっとリーズナブルな選択はあるわけで...Fulcrum Racing Light XLR が誰にとっても最良の選択とは思わない。
ただ自転車ライフにドップリつかったのであれば...一度は所有したいホイールであることは間違いない。
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2010年12月12日日曜日
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