十分過ぎる素晴らしいホイールである。
結論は買いである!
2000kmでのインプレによる結論である。
軽いしスピードの乗りもよい。100Km程度で疲労感も特にない。
雨の確立がおおくそこそこアップダウンのある、一方でハイスピード
巡航の可能な佐渡島ロングライド向けホイールとして最適だと思う。
いや最高の選択だと思う。
アルミリム高性能オールラウンドホイールとしては最高だ!
ただしこれによってギア2枚分軽くなったとか、平均時速が大幅にUPしたとか、坂が大幅に楽になったというよなことは期待してはいけない。
よくはなる!ただし劇的なものを求めてはいけない。劇的なもの期待するとガッカリするかも知れないし、それは全てのホイールに言えることだ。
要はライダーの能力に依存する。物理的に世にいう100gの軽量化が遠心力により10倍の軽量化に匹敵するというのは都市伝説の部類にはいる。
リムの軽量化は確かに事実として効果的であるが1.6倍程度の効果であり、同じパワーだとして1分に満たない効果でしかない。
※距離等条件による
それでも登りにおいてはその程度の効果は確実にあり、高性能なハブは下りや集団での平地巡航においてもメリットがある。
機材としての投資効果はホイールが最も効果的であることは間違いない。
一本しか持たないのであれば最高の選択であると自信をもってお勧めしたい。
これ以上の高性能ホイールにおいては投資対効果が一般ホビーユーザーには悪すぎる。
扱いもデリケートでシビアだし...
物理的な効果よりも精神的効果の方が実は大きかったりする。通常ホビーライダーは自身の
限界に追いこめていない。高額投資をした結果として機材への過剰な期待が自らを限界に近づけ物理的には考えられない成果を得るケースはよくある。
話は戻ってフルクラムレーシングZEROである。
MAVIC キシリウムSLよりも耐久性で劣るかもしれないが、走りの軽さではワンランク上だし、シャマルと同等であるとしもヒルクライムにおけるパワー伝達は勝っていると思う。
正直ライダーのデザインの好みと
実際に比較しての自身のインプレで決定することがよい。
他人のインプレを参考に決定しない方がよい。
あくまでもそいつのインプレである。
何れにしてもオールランドホイールとはつまりは
全てにおいて中途半端であると言える。トゲがないのである。
その意味では特定の用途に特化したホイールとはその用途目的に
おいては劣ったりするわけです。
ヒルクライムイベントに特化であれば、超軽量カーボンホイールの
選択もあるし、同じアルミリムにおいてもMAVIC R-sysやDURA ACE WH-7850-C24-CLという選択の方がよいかもしれない。
平地巡航特化するのであれば、MAVIC COSMIC CARBONE SLR といった選択も存在するし、
フルカーボンなどを選択したのであれば、そちらの選択においてはフルクラムレーシングZEROよりもワンランク上のオールラウンドだったりして、セットでMAVIC Aksium でも所有すればよいのである。
つまり悩ましいのはフルクラムレーシングZEROを所有すると
2本目のホイール選択にとても悩むことになるというころなのです。
前提として決戦ホイールなるものは必要ないとの考えがある。
せっかくいいホイールなので、普段から使うことが前提にある。
そもそも私は年に数回のイベント参加程度で決戦などない。年数回程度の使用で数年たってしまうようであると素材の経年劣化でおいしい時期での走行期間が極端に少なくなり、もったいない。
決戦などないと言ったが
あるいは自分との戦いとの意味において常に決戦である。
おまけにPawerTapである。PawerTapフルカーボンホイールの所有すると常に使用することとなり、フルクラムレーシングZEROを売りにだすか雨天専用ホイールとするしかないと思ったりする。
雨天の時なんて早々走らないし...
よりアグレッシブにホイール投資をする前提があるのであれば、そちらを先に購入する方をお勧めしたい。もしくは1,600kg前後のホイールの方が投資対効果が高いと思う。
一本しか持たない前提であれば
フルクラムレーシングZEROは絶対のお勧めホイールだ。
一本しか持たないか、高性能フルカーボンも将来的にはと考えているのであれば
・フルクラムレーシング3
・MAVIC キシリウムElite
あたりがハズレのない最適な選択だと思う。
フルクラムレーシングZERO 白だとね~
http://yoo24.blogspot.com/2010/07/zero_27.html#more
↓いかがでしたか?

0 件のコメント:
コメントを投稿