2010年7月17日土曜日

FFWD F5R 240S

FFWD F5R 240SをMyバイクにセットして試乗する機会を得た。


Myバイクは今もTREK2000でアルミカーボンバックである。
お世辞にも最高のバイクとは言えないが、

エントリー者にとっては結果的によい自転車であったと思う。
いずれにしても今年度までの相棒である。来年からは完全に通勤専用車に移行する。

現在はこれにFulcrum レーシング ゼロをセットしており、あくまでもそれとの比較である。

過去にはカンパニョーロ BORA TWO & ONE も1週間ほどお借りして200Km程度の走行経験もあるのでその比較も少し交えたい。

予断であるがTREKにBORAってまったく似合わない...
そもそもアルミバイクにBORAってなんかダサい...

FFWD F5R 240S
剛性面においては Fulcrum レーシング ゼロ との比較すると若干やわらかい印象である。直線平地巡航時においては伝達パワーロスはないように感じるし、35km以上での速度領域においてはZEROよりもはるかに楽だし、楽しい。

Fulcrum レーシング ゼロはオールラウンドホイールだと思うが、レーシング1の方がよりオールラウンドでゼロはヒルクライムよりのホイールであるから、平地巡航はいまいちだと思う。

FFWD F5R 240Sは剛性十分と言いたいが、カーブからの立ち上がり時においてたわむ感覚が私程度の人間にも感じることができた。

乗り心地については10km程度の走行ではまったくわからない。過剰剛性ではないのできっと悪くないと思う。

リム重量が軽いので FFWD F5R 240S でも十分に坂を攻められる。
もっと長い坂で試乗してみたい。

商品しての作りこみはデーカール後にコーティングを行っているしっかりとした作りこみなのでとても綺麗に仕上がっていてカッコいい!

ホビーユーザーにとってカッコいいことはあるいは性能よりも重要だと思う。

ニップルは外に出ているのでカバーされたものと比較すると空力は劣るはずである。
もちろん私にそれを実感できるほどの脚力はなく...

その点においてはメンテナンスを容易にするこの仕様は大歓迎である。
スポークも市販で簡単に購入できるので、仮に海外通販で購入しても国内でのメンテナンスが容易であるのでホビーユーザーとって財布にやさしいホイールであると言える。

ブレーキ制動力は特に問題を感じなかった。すでに他の方が試乗していたこともあり、なじんでいたのだろうと思う。走行時間が少ないので当然トラブルはない。

カンパニョーロ BORA TWOとの比較においてはさすがにBORAの方がいい。
特に坂での感覚はカンパニョーロ BORA TWOの方が軽さを実感できる。
平地巡航においても路面フォローする感覚がBORAの方がようい印象である。

高いから当然だと思う。価格体的に比較対象はBORA ONEの方でであろうが、正直ハブが軽量でもあまり走行時における軽量実感はない。要はリムであるのでONEで十分である。

その点では少し背伸びをしてONEを購入した方がよいと思う。

ただしONEであってもBORAである。BORA使用時の周辺からの視線を感じることになり、過剰にスピードをだしマイペースを維持できずバテテしまう可能性があるので、そうした

プレッシャーに負けることなくマイペースを維持できればの選択である。
その点においては FFWD F5R 240S の方がゆるい。おまけにメンテナンスの点において
こちらのほうに優位性があるから、そもそも全て普段使いを想定している私には
FFWD F5R 240S の方がよいと思う。

堅実でリーズナブル
プロも使っているのでホビーユーザーには贅沢なホイールであるが、BORAほどの敷居の高さを感じない海外通販においてはPawerTapを選択できることも大きな魅力である。

FFWDはpawertap ホイールの常設を考えた時にも最高の選択になりえると思う。

Fast Forward F4R Powertap が欲しいのです
http://yoo24.blogspot.com/2010/07/fast-forward-f4r-powertap.html

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