2010年8月2日月曜日

自転車業界のインテル DURA-ACE Di2

自転車業界のインテル それが日本が世界に誇るグローバル企業シマノである。


なぜに自転車業界のインテルなのか...説明するまでもありません。PC業界に代表される水平分業であるが、自転車業界もまさにそれである。その水平分業におけるPC業界の中心がインテルであり、自転車業界でいうところのシマノなのである。

ここ数年の自転車ブーム!これはブームだと思う...私の周りにも急激にロードを購入するものが増えた。当然シマノの売上げも回復基調である。自転車に興味がない日本国民はシマノを釣具会社であると広く認識されているようだ。しかしながら!売上げの80%以上は自転車部品で事実をしってるのであろうか...

さらには売上構成においても当然海外での売上が多くを占める日本を代表するグローバル企業でなのです。グローバルにおけるブランド認知はトヨタと方を並べるほどだ。

http://www.interbrand.com/branding_feature.aspx?bfeatureid=79&langid=1005

日本国内でのブランド認知において最もギャップのある企業であると言っても過言ではない。
ま~シマノさんが自転車コンポのTVCMをまったく展開ておらず...ま~国内市場よりも海外市場での売り上げが高いから、それでいいとは思いますが...

シマノはMBAで使われるケーススタディにおいてもよく出てくる。イノベーティブな製品を生み出す企業として広く認知されているし、また現在の驚異的なシェアにおけるMTBコンポが大きなきっかけになったことや、現在の高いマーケットシェアにいたるプロセス分析、SRAMの攻勢なのど、今後の成長戦略のあり方などが議論の対象となっている。

ちなみにMTBブームの1990年初期においてロード以上に過酷な環境で走るMTBコンポの開発は各メーカーはそうとう苦労した。シマノは先駆けてMTBコンポに革命を起こしたのだ。
とにかく!シマノは日本国民の多くが思う釣具メーカーではないという事実をどうしても書き残す必要があった。

最近ではDURA-ACE Di2である。もし世界にシマノがなければ現在のコンポの基礎は存在しない。Campagnoloが基礎であると指摘される方もいるだろう。それも事実である。正しくは現代コンポの基礎がシマノである。

ところで話は変わるが...自転車ブームである。メリット/デメリットがある。

デメリットは有名イベントへの参加者急増である。抽選抽選...当選しても物凄い人数である。もっとこじんまりした規模で楽しみたいと思うのは私だけか...
信号無視のライダーも非常に増えている。何も言わずにずっとケツについてくるやからも多い...

メリットは自転車関連の情報や施設が急増していること。また新しいイベントが増えている。
大変歓迎すべきであるし、自転車機材の情報量も5年前と比較しても格段に増えている。すばらしいことである。

文化として根付くのは100年先か...なんと言っても政治家がアホである。自転車専用エリアの構想もそもそも自転車って言えばママチャリ程度しか発想できない年配者である。30~40kmでの巡航をイメージできない奴らの発想は歩行者道路に白線を引いて自転車マークを記すのが限界である。

そういった構想をぶち上げる政治家がその件でヨーロッパ視察などにいっているのだから、お先真っ暗である。何を見たのか...あるいは見ていないのかw

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