2010年10月16日土曜日

ロンドンのサイクル・スパーハイウェイ

ロンドンのサイクル・スパーハイウェイ 

自転車とは30km以上の速度で移動することができ...30km程度の距離であれば通勤・通学も可能な乗り物であることを日本の政治家は知らなければならない...

現在の日本の道路事情はサイクリストにとって厳しい環境としかいいようがない...命がけのホビーなのだ。

走行速度を考えれば、歩道を走るのは論外であり...車道は基本的にロードバイクが安全に走れる環境にない!

白線の外側は時速60km以上で走る自動車の領域であり...トラック等は幅いっぱいいっぱいで走行している。では白線の内側は...というと!砂利やガラス片...溝や段差...パンクリスクが激増する環境である。



実質的に快適でかつ比較的安全に走行できるのは白線すれすれの外側...タイヤ幅程度の領域しか許されていないのが実態である;; 北海道や沖縄あたりが例外であるだけだろう...

だから川沿いのCRに群がったり...ただし、幅は狭いは密度は濃いは...週末ライドなら利用できても...通勤通学で利用するのはなかなか難しいものである。

谷亮子大先生のような...知名度だけで政治家になり...政治家としての能力に全く期待できない...とても残念な方に頼っていては何も実現できないのである...

自転車文化の浅いことが...根本的な問題ではあるものの...他にも何か考えていかなければならないのだ。日本はよくも悪くも経済界の方が変革の力をもっていると思う。

また町おこし的に自転車ばやりもあり...イベントを開催する地域も出てきている。そうした利害の一致した地域と企業が手を組んだ方が先が見えてくるのではないだろうか。

例えば道路の「ネーミングライツ」はどうだろうか!
「富士あざみライン」の「ネーミングライツ」を企業と数億円で契約し...またヒルクライムイベント名もその企業名のイベントにすることで...マーケティング効果やエコブームにおけるCSR的な活動にもなるのではないか...

まだまだサイクリストが走行したいよだれがでるようなハイウェイは多いはずであるから...「ネーミングライツ」による収益で自転車ロード環境を改善してほしいものである。

ロンドンのサイクル スーパーハイウェイは一つの理想形ではないだろうか。
放射線状ににあるサイクル スーパーハイウェイはサイクリストを考慮した都市設計として素晴らしいものである。ロンドンは自転車革命と称し170憶円以上の予算を投入している。

エコとかいって...自動車販売を訴求する矛盾する政策を打ち出す...のとは全然違う!革命は痛みを伴い...反対も多いものだ...志がなければ成し遂げられない。

リーダーシップ、変革者...日本人はこの2つの能力は欠けていると世界では言われている...だから何も変わらないのである。唯一明治維新だけであり...奇跡だったと思う。第二次世界大戦後の変革は他国のリーダーシップに頼り...変革を強制されただけなのだ。

話を戻してロンドンサイクル スーパーハイウェイはバークレイズ(金融企業)が33億円で「ネーミングライツ」を購入したという...
http://group.barclays.com/About-us/Sponsorship/Community-sponsorship


素晴らしい話だ!


↓いつの日かサイクリングの理想都市 東京!を実現したいw
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2 件のコメント:

  1. 日本で、こういうレーンを作ったら、とたんに車の停車場所になるでしょうね・・・・
    私は、自転車で走るとき、「くるなら来てみろ!慰謝料は高いからな!」という気持ちで走ってます(笑´∀`)
    追い抜かすとき、ぎりぎりで走っていく車もありますからね。
    とても腹立ちます。
    自転車レーンのある歩道も、歩行者がのうのうと広がって歩いていたり、車が車道に出るために道をふさいでいたりと、本当に走りにくい道ばかりです。

    排気ガスのでない自転車に乗って環境保全に努めているライダーが、どうしてこんなにストレスを感じる状態にあるのでしょうか?

    本当にどうにかして欲しい・・・・・

    ねっ谷垣さん・・・・

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  2. ayaTouch さん
    私は過去1回ひき逃げされましたw
    一瞬ではナンバープレートを全部把握するのは不可能...
    番号だけではだめなのですw
    車種とカラーだけでも判定できないようで;;泣き寝入りです。

    今はまだそれが悲しい現実です...いつかきっと...
    あるいは自らの力でw

    返信削除

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