2010年7月26日月曜日

Tour de France 2010

Tour de France 2010

Tour de Franceは毎年違ったドラマと感動を与えてくれる。今年もそうであった。
Andy Schleckが39秒までAlberto Contadorに迫ったことは、特に最終TTでの彼のパフォーマンスは感動的であったし、彼の態度はプロフェッショナルそのものであった。

Lance Armstrong連勝時代においてUllrichがそこまで迫ったことがなかったことを考えるとSchleckとContadorの切磋琢磨は見る者に素晴らしい感動を与え続けると予感させる。

さらに彼らはまだまだ若い。


自転車マーケットにおいてSpecializedのバイクがバカ売れするであろう。
これは仕方がないことである。TREK時代の終焉でもある。ランスとともにあったTREKが今後どのような進化を遂げるのかも楽しみの一つである。

何れにしてもコンポ、ホイールも含めアメリカ侵食が強力進む。ヨーロッパ文化のアメリカ侵食。っま素晴らしいプロダクトであるのだから別にいいではないか。

Lance Armstrongの23位については残念である一方で驚異的であるとも言える。
彼はおそらくステージ優勝を勝とるために上位に食いこまない十分な開きをとった上で逃げに持ち込んだ戦略であったはずだ。とすれば実力的にはあるいは10位以内も狙えたかもしれない。

ステージ優勝を望んだがそうはならなかったことにも、また感動てきですらあった。「プレゼントは望まない」と発言していたように、Lanceはステージ優勝を全力で取りにいったし、あるいは他のライダーもプロフェショナル姿勢で全力でそれを阻止した。

Twitterによる最後のコメントである。

「Well, comeback 2.0 is done. Thanks to everyone for their support of me
and more importantly for Livestrong. Greatly appreciate you all.」


comeback 3.0はさすがにないかw

TTで言えばFabian CancellaraとTony Martinの実力が他を圧倒している。
コース設定によるよることろであるが、TT2強時代は当分続くと思われる。
サクソンバンクも新たなスポンサーを獲得したようであるが、現在の最強クラスをチーム構成を維持できるのか?Cancellara、Schleckは残留するのであろうか。

Mark Cavendishの5勝、通算15勝、しかも3年での達成は驚異的であるとしか言えない。
またサイクル雑誌にパリでのゴールシーンがシマノPROの広告とともに頻繁に登場することであろう。チームを去ることになるであろうGreipelと来年はツールで勝負することになるのであろうか?因縁の対決か???

余談ながら5勝全てがScott F01aeroではなくADDICTによるものである。

驚きのバイクは

Cervelo R5
Kuota 2011 Una nuova Kom
TREKスピードコンセプト


当たりであろうか。
驚異的な....必要以上の軽量化は今後の可能性を創造させるりTREKの空力性能の可能性を示した。

SRAMのマーケティング戦略にも驚くところが多い。第3のコンポであるSRAMにおいて性能面でライダーが選択したとは思えない。恐るべきSRAMだ。
ブランド戦略としてここ3年間のツールは大成功であろう。市場においてSRAMが席巻する可能性はあり得る。

SRAMの電動コンポはいつでるのやらw

cyclowired は素晴らしい日本語訳と独自取材で評価できるメディアである一方
CYCLINGTIME.com はどうにもならん。ストレスフルな日本語訳で独自取材もな
く...販売している機材スペックも把握していなかったりと最低なメディアで
ある。数少ない自転車メディアであるので今後も閲覧するとしても最低であるこ
とには変わりない。

毎年3週間が終わってしまうこの感じが寂しくてたまらない。10月11月ごろにでるであろうDVDを楽しみに待つことにしよう。

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